陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(15)

□はじめに

 1871(明治4)年のことでした。兵部大輔(ひょうぶたゆう)だった山縣有朋は兵部少輔川村純義と同西郷従道との連名で「軍備意見書」を出しました。

1)軍備は国内向けから外国向けに変える。2)徴兵制を ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(14)

□信管と弾の話

 砲弾には多くの種類がありました。今後も出てくるのでおおよその説明をいたします。榴弾、榴霰弾、破甲榴弾、堅鉄弾、徹甲弾、尖鋭弾、曳火榴弾、発煙弾、照明弾などなどとさまざまな砲弾があります。「甲」というのは装 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(13)東京湾防衛の要塞(1)

幕末の日本はアヘン戦争の情報により大砲の開発を禁止され、防備も不十分で黒船に直面。幕府が鉄製のソリッド弾を持たず、航洋能力を持つ鉄甲艦は1859年に登場した。

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(12)閉鎖機の工夫

□はじめに

 梅雨に入ったようです。5月中に宣言が出ると12年ぶりとかテレビでは言っています。また、激しい雨が予想されるとか。先日は久しぶりに富士山麓の御殿場市、駿河小山市にお邪魔して田植え前の美しい景色を楽しめました。梅 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(11)陸軍兵学寮の雑談

□はじめに

珍談奇談だらけの異文化流入について、雑談風にご紹介したいと思います。とにかく列強に追いつくためには、その装備・兵器や用兵、さらには組織までも丸ごと導入しなくてはなりません。幕末以来、それぞれの大名家には軍隊があ ...

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陸軍砲兵史(10) フランス、ドイツ混成時代

▼明治初めの建軍時代

 近代的な陸海軍をつくらねばならない。そのためには装備だ、人だとなるのはいまも少しも変わりません。1868(明治元)年8月には京都に兵学校(所)が開かれました。翌年9月から11月には大坂城内に移転しま ...

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陸軍砲兵史(9)前装施条砲 ナポレオン砲といわれた4斤野・山砲.

▼フランスの技術供与と製鉄所

1866年に、ときのフランス皇帝だったナポレオン3世から幕府に12門の野砲が届きました。同時にフランス軍人もやってきます。ではいったい、開国の元となったアメリカ、海軍力の強大さを誇ったイギリス ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(8) 幕末維新の時代の砲弾

この記事は、幕末の日本でボンベンという砲弾が導入された背景や、フランス軍事顧問団によるナポレオン砲の国産化、そして長崎通詞である高島秋帆の「西洋式火術」が高島流砲術の形成に影響を与えたことについて述べている。幕府は大砲製作に必要な水流 ...

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7-アームストロング砲と後装システム

19世紀半ば、ヨーロッパで鋼の製造方法が発明され、アームストロングは鋼鉄を使った後装施条砲を開発した。砲身内部にも鋼鉄を使い、閉鎖機構には鎖栓式と螺式の2種類があった。初期のアームストロング砲には弱点があり、大口径砲には使えなかったが ...

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6-産業革命と火砲

□ご挨拶・テロの時代

 分からなくなりましたね。今度は現職総理の遭難。もっとも爆発物の威力が小さく、時限装置も不正確だったか、幸いなことに大事には至りませんでした。犯人を取り押さえたのは地元の漁師さんだったとか。とっさの判 ...