陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(12)閉鎖機の工夫

□はじめに

 梅雨に入ったようです。5月中に宣言が出ると12年ぶりとかテレビでは言っています。また、激しい雨が予想されるとか。先日は久しぶりに富士山麓の御殿場市、駿河小山市にお邪魔して田植え前の美しい景色を楽しめました。梅 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(11)陸軍兵学寮の雑談

□はじめに

珍談奇談だらけの異文化流入について、雑談風にご紹介したいと思います。とにかく列強に追いつくためには、その装備・兵器や用兵、さらには組織までも丸ごと導入しなくてはなりません。幕末以来、それぞれの大名家には軍隊があ ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(10) フランス、ドイツ混成時代

▼明治初めの建軍時代

 近代的な陸海軍をつくらねばならない。そのためには装備だ、人だとなるのはいまも少しも変わりません。1868(明治元)年8月には京都に兵学校(所)が開かれました。翌年9月から11月には大坂城内に移転しま ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(9)前装施条砲 ナポレオン砲といわれた4斤野・山砲.

▼フランスの技術供与と製鉄所

1866年に、ときのフランス皇帝だったナポレオン3世から幕府に12門の野砲が届きました。同時にフランス軍人もやってきます。ではいったい、開国の元となったアメリカ、海軍力の強大さを誇ったイギリス ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(8) 幕末維新の時代の砲弾

この記事は、幕末の日本でボンベンという砲弾が導入された背景や、フランス軍事顧問団によるナポレオン砲の国産化、そして長崎通詞である高島秋帆の「西洋式火術」が高島流砲術の形成に影響を与えたことについて述べている。幕府は大砲製作に必要な水流 ...