陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(29)日露両軍の戦い
□陸軍は麦飯を支給した
UYさま、お問い合わせありがとうございました。実はわたしも1976(昭和51)年に『日露戦争の軍事史的研究』(大江志乃夫・岩波書店)を読むまでは、陸軍は森鴎外軍医の主導の下、頑固に麦飯を支給せず、 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(28)馬と大麦
□はじめに
そういえば、対戦車ミサイル・ジャベリンはどうなったのでしょうか。わたしなどと違って、評論家や軍事専門家といわれる方々は大変ですね。マスコミに聞かれたら、すぐに要求される答えを出さねばなりません。たしか、もう戦 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(27)速射野砲の開発と日露戦争
□はじめに
久しぶりに関東地方を直撃する台風13号でした。線状降水帯という言葉もすっかり耳に慣れました。子供の頃は、雨台風とか風台風とかいう言い方しかなかったので、やはり気象に関する学問も進み、予報の確実度も上がっていま ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(26)日清戦争・旅順要塞陥落
▼旅順口の攻略
1894(明治27)年11月13日、混成第2旅団は金州城に到着します。大山第2軍司令官は旅順口付近の敵状をつかもうと思います。内地にいる第2師団の戦場到着を必要とするかどうかを決めるためです。混成第2旅団 ...