空挺団物語

空挺団物語

□陸軍輸送機の抱えた問題

 航空優先のかけ声が大きかった。ところが、地上絶対という言葉もあった。どんどん拡充しろ、航空は大切だと誰もがいう。ところが、実際の予算の配分や、開発についての経費などの交渉では航空部門が最優先とい ...

空挺団物語

空挺団物語

□いよいよ梅雨明け

 なんだか急に梅雨明けになりました。猛烈な暑さがやってきました。みなさま、体調を崩されませんように、ご自愛ください。わたしは日傘をさして、飲料水をぶらさげて歩いています。勤務先から最寄りのJRの駅まで、 ...

空挺団物語

空挺団物語

□ご挨拶

 西日本の各地では梅雨明け宣言が出されたとか。いつもより3週間も早いとのことで、東日本でも梅雨前線は遠く太平洋上にあるようです。これが戻ってくると、少しは雨があるそうですが大気が不安定になるくらいで、連日の雨模様 ...

空挺団物語

空挺団物語

□挺進作戦の起こり

 「挺」は訓では「ヌく」とある。引き抜く、抜き出るといい、ヌキンでるとも読む。群れからぬき出るという意味もあり、「挺進」は人より先に抜け駆けして進むことに使われた。

 戦前陸軍で、初めて文書 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(116)

□ご挨拶

 先週に引き続き、アマゾンでも店頭でも『自衛隊砲兵』の人気が続き、たいへん嬉しく思っています。多くのOB、現役の隊員の皆さんからも「真の姿を描いてくれた」「一般の方にも特科とは砲兵のことだという理解が進んだ」「自 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(115)

□ご挨拶

 いよいよわたしの暮らす関東地方も入梅になりましょうか。先日も機会をいただき、自衛隊砲兵の実弾射撃の景況を見せていただきました。装輪の19WHSP、装軌の99HSP、また従来のFH70による155ミリ砲弾の炸裂、 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(114)

□はじめに

 「師団は師団である、その編制はどこで切ろうが金太郎飴のように同じである」というのが、それまでの部隊編成の考え方でした。それは帝国陸軍以来の平時の師団の在り方だったのです。陸上自衛隊は、甲(4個普通科連隊基幹) ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(113)

□湾岸危機が起きる

 1990(平成2)年8月2日の未明、イラク軍がクウェート領内に侵攻します。約6時間後には首都クウェートも制圧されました。紛争の直接の引き金は、7月18日にイラク政府はクウェートがイラク国内の原油を盗掘 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(112)

□ソ連のペレストロイカ

 誰もが驚きました。ソ連邦の崩壊のニュースは世界中を駆けめぐり、あの共産主義の超大国が消えてなくなってしまうという不安感と、やっぱりという安心感があったと思います。

昭和の終わりに近いこ ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(111)

□ご予約多数へのお礼

 「自衛隊砲兵」いよいよ上梓近く、先行したネット予約などでは多くの方々からお申し込みをいただいております。ご期待をいただき、まことにありがとうございます。過去のことばかりではなく、現状と将来について言 ...