陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(89) 自衛隊砲兵史(35) 反撃
□ご挨拶
ロシアによるウクライナ侵攻から、ほぼ1000日になります。背景も含め、複雑すぎる状況、さまざまな立場に立った解説もありますが、戦争そのものを調べ、考える機会にもなっているのも確かです。新しい兵器が使われて、その ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(72)自衛隊砲兵史(18) ソ連軍侵攻す
□ご挨拶
東北の方々のご災厄に心からお見舞い申し上げます。新幹線も復旧、運転再開までかなりの日数がかかるようです。道路も、橋も、インフラの損壊が大きいようで、この夏のお暮らしを思うと、心が痛みます。どうか御身大切に。
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(60)自衛隊砲兵史(6)2次防から3次防へ
▼「昔は駄目だった」への反発
1962(昭和37)年といえば、東京オリンピックの開催、東海道新幹線の建設などが軌道に乗っていた頃です。社会の様子もすっかり現在の様子の原型ができあがってきました。
前年には私立大 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(58)自衛隊砲兵史(4)防衛庁・自衛隊の発足
▼「防衛2法」国会で成立
防衛庁が発足します。1954(昭和29)年6月、防衛庁設置法と自衛隊法、いわゆる「防衛2法」が国会で可決成立しました。7月1日には防衛庁と陸・海・空の3自衛隊の新体制がスタートします。
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(45) 第1次世界大戦の教訓
▼世界大戦を体験しなかったからという誤解
これはよく言われることです。日本陸軍は第1次世界大戦をきちんと学ばなかったから、陸軍は新しい考えを取り入れなかった。たとえば、大正初めから装備化が進んだ38式歩兵銃の全長は短くな ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(44)1918年、ドイツ軍の暗黒
□地震被害にお見舞いを申し上げます。
今もなお被災されて避難生活をされている方々にお見舞いを申し上げます。また、支援をされている自衛隊員、消防、警察、自治体の皆さまに感謝です。知人の連絡なども入っていますが、想像を超える ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(43)1918年、ドイツ軍春季攻勢
□年頭のご挨拶
明けましておめでとうございます。同時に能登半島の地震、津波などに被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。また、亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、いまだに行方の不明な方々の一刻も早い救助を自衛隊、消防、 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(40)ドイツ・スパイとフランスの反戦議員
□はじめに
いま、自衛隊に対する執拗な国民からの信用を失墜させる議論がされています。セクハラ、パワハラ、事故、事件、なんでもかんでも自衛隊が信頼に値しないという論調がはびこっているように思います。じっさいのところ、起きた ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(39)重砲の威力と戦車の登場
□はじめに
第1次世界大戦と問われて、どのようなイメージを持たれているでしょうか。第2次世界大戦ならすぐに、原子爆弾、特別攻撃隊、真珠湾攻撃、ミッドウェイ、フィリッピンの戦い、硫黄島、沖縄などという太平洋方面、あるいは中 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(35)チンタオ要塞攻撃準備
▼戦う重砲兵
くわしい戦記は専門の方々から学ぶこととして、技術史的な、あるいは運用上の細かいことなどを調べていきたいと思います。
まず、攻城砲兵隊の射撃実施の要領から。
(1)主力をもって敵砲兵 ...