陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(71) 自衛隊砲兵史(17) 1つの可能性の物語
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□ご挨拶
暦では「大暑」だそうです。暑いわけですね。沖縄県は台風の接近で史上空前の猛暑とかテレビで言っていました。昨日は陸上自衛隊富士駐屯地の70周年記念行事でした。時たまに太陽が雲に隠れると、すうっと涼しい風を感じます ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(70)自衛隊砲兵史(16) 連隊戦闘団の戦い
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□ご挨拶
またまた線状降水帯が生まれそうだとか。天気ニュースを読んでいます。九州や山口県の皆さま、十分にお気をつけください。知人の元自衛官が多く県市町村の防災担当部署にいます。その話を聞くにつけ、各自治体のご努力がよく伝 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(68)自衛隊砲兵史(14) 冷戦の終焉
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□胸ポケットの地図
大事な友人がいます。もう付き合いも25年にもなります。ある連隊のベテラン幹部でした。初めて知り合った頃、彼が若い陸曹で北海道にいたことを聞きました。
「僕らね、戦闘服のポケットに、いつも地 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(54)最後の量産された火砲
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□はじめに
陸自の西方への備えは着々と進んでいます。第7地対艦ミサイル連隊が編成完結を迎えました。装備する12式地対艦ミサイルは、1991(平成3)年から保有された88式地対艦ミサイルの後継です。射程は「百数十キロメート ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(51)4年式15糎榴弾砲
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▼大正時代の野戦重砲
陸軍の15糎榴弾砲は、日露戦争後に到着したクルップ社に発注した38式15榴から歴史が始まります。いわゆる「サンパチ式火砲群」の一つです。しかし、いくつかの設計上の失敗があり、陸軍は大正時代に4年式15 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(50)91式10糎榴弾砲
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▼世界大戦後の火力優先
幕末、明治維新から陸軍建軍期、砲兵は「フランス砲兵」とからかわれました。そうしてまた第1次世界大戦後には、「第2次フランス砲兵」といわれたようです。
世界大戦後、フランス陸軍は野砲の ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(48) 90式野砲論争と機動砲兵
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▼射程か機動力か?
自動車産業が発展を続けた第1次世界大戦後のことです。わが国でもささやかながら火砲の牽引にも内燃機関を使った牽引用の車輌を開発しようとします。理由はまず、6頭だての輓馬牽引では前車(弾薬車)も含んだ砲車 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(47)世界大戦後の火砲の進歩
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□はじめに
火砲はより大型化します。射程の増大をねらったのです。大型化と同時に自動車牽引も考えられますが、10センチ榴弾砲以下の師団野砲では輓馬牽引が依然として主流でした。その重量は前車(弾薬車)も含んで最大2トンという ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(20) 28珊榴弾砲の実像
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□はじめに
28珊榴弾砲といえば、わが国で最も多く生産された要塞砲です。その雄姿はいまも画像に残り、あるいは戦争映画でも見ることができます。弾丸重量は217キログラムもあり、砲床の上で回転し、360度の射界を誇りました。 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(15)東京湾防衛の要塞(3)
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□はじめに
1871(明治4)年のことでした。兵部大輔(ひょうぶたゆう)だった山縣有朋は兵部少輔川村純義と同西郷従道との連名で「軍備意見書」を出しました。
1)軍備は国内向けから外国向けに変える。2)徴兵制を ...