陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(95)自衛隊砲兵史(41) 時間差攻撃
今週も木元寛明元将補の著作『道北戦争1979』をもとに話を進めます。
▼5時間の時間差攻撃
第7師団の作戦は次のように時間差攻撃を行なうものでした。まず、午前5時に第23戦闘団が攻撃を開始します。歌登(うたの ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(94)自衛隊砲兵史(40) 枝幸(えさし)解放作戦
□新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。また、もろもろのご事情から明るい気分ではない方々もおられましょう。わたしの友人の1人も元旦にご尊父を亡くされました。
人生は「禍福(かふく)あざなえる縄のごと ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(93) 自衛隊砲兵史(39) 74式戦車の解説
□戦車の射撃
いよいよ仮想戦記の最大の見せ場である戦車隊の突入です。どのように企画された装備が、どのようにして戦場で生かされるのか、まさに開発者も、製造者も、用兵者もその存在そのものをかけた戦い、しかも貴重な人命を預けた ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(92)自衛隊砲兵史(38) 激闘!74式戦車
□ご挨拶
いよいよ今年もあと2週間になりました。いろいろなことがあり、さまざまな事件が起き、その多くはいずれ忘れられてしまうでしょう。戦後も80年近くとなり、戦争の直接の体験者は多く世を去りました。
ただし、 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(91)自衛隊砲兵史(37) 第7師団の攻撃
□ご挨拶
今年も残すところほぼ3週間、やり残したことが多いわたしは忙しくなります。部屋の片づけ、本棚の整理、ゴミ出し・・・、ええいやるぞと思わなければいけません。それなのに、やるぞ、やるぞと口ばかりのわたしは家族に愛想を ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(90)自衛隊砲兵史(36) 第7師団動く
□ご挨拶
いよいよ今年も残すところ1か月となりました。今年はさまざまな出来事があり、それらに振り回され、自分自身の老いも感じた1年間でした。いきなりの能登の大地震、それから始まり自然災害も多く、気象もこれまでと違いました ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(89) 自衛隊砲兵史(35) 反撃
□ご挨拶
ロシアによるウクライナ侵攻から、ほぼ1000日になります。背景も含め、複雑すぎる状況、さまざまな立場に立った解説もありますが、戦争そのものを調べ、考える機会にもなっているのも確かです。新しい兵器が使われて、その ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(88)自衛隊砲兵史(34) 国家の尊厳とは
□ご挨拶
いよいよ立冬も過ぎて、冬が近づいてきました。それにしても気温の乱高下があって、それへの適応に体力を使わされる日が多い気がします。
先日は所用あって奈良を訪れさせていただきました。平城宮の朱雀門や大 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(87) 自衛隊砲兵史(33) 存在しない戦時内閣
□「もしトラ」ではなく「またトラ」
合衆国大統領を合衆国民が民主的選挙で選びました。トランプ氏はヒトラーのような独裁者だの、非民主的な政策をとるだのといった、「識者」の断言や「大手マスコミ」の論調があり、接戦だともいわれ ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(86)自衛隊砲兵史(32) ソ連大使の恫喝
□船舶工兵の再来か
「にほんばれ」というフネの名前を聞かれましたか。新聞にも載っていました。陸上自衛隊が自衛隊海上輸送群という名前の部隊を新編します。それを構成する「小型級船舶」の名前です。広島県尾道市で進水した様子の写 ...