陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(70)自衛隊砲兵史(16) 連隊戦闘団の戦い
□ご挨拶
またまた線状降水帯が生まれそうだとか。天気ニュースを読んでいます。九州や山口県の皆さま、十分にお気をつけください。知人の元自衛官が多く県市町村の防災担当部署にいます。その話を聞くにつけ、各自治体のご努力がよく伝 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(67)自衛隊砲兵史(13) 107ミリ重迫撃砲(3)
□ご挨拶
いよいよ梅雨入りです。それにしても例年から比べると10日も、あるいは2週間も遅くなっているとか。線状降水帯の警報もあり何かと心配になります。
陸自発足時には特科(砲兵)部隊に迫撃砲も供与されました。 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(64)自衛隊砲兵史(10) 107ミリ重迫撃砲(1)
▼迫撃砲にライフリングがないのは?
迫撃砲(MOTOR)というのは、高い弾道で撃ち出して近距離までも射撃できる火砲です。もともとは日露戦争でも使われました。最も進歩したのは第1次世界大戦でした。加農は直射弾道で、榴弾砲は ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(63)自衛隊砲兵史(9)70年代のロケット弾発射機
▼発射機と装填機
30型ロケット弾発射機は懐かしい話題が多いので、もう一度詳しく語らせてください。技術研究本部が提携したのは、今はなくなったプリンス自動車株式会社でした。子供の頃にはトヨタ・クラウン、日産セドリック、プリ ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(39)重砲の威力と戦車の登場
□はじめに
第1次世界大戦と問われて、どのようなイメージを持たれているでしょうか。第2次世界大戦ならすぐに、原子爆弾、特別攻撃隊、真珠湾攻撃、ミッドウェイ、フィリッピンの戦い、硫黄島、沖縄などという太平洋方面、あるいは中 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(32)日露戦争の総決算(2)
□はじめに
KYさま、いつもご愛読ありがとうございます。今回も素晴らしいご指摘に感服しました。「庶民の悲劇」に寄り添うのが戦後歴史学界の常識でした。「民衆はいつも被害者だった」、「地位の高い人間はいつも得をしていた」、そ ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(14)東京湾防衛の要塞(2)
□信管と弾の話
砲弾には多くの種類がありました。今後も出てくるのでおおよその説明をいたします。榴弾、榴霰弾、破甲榴弾、堅鉄弾、徹甲弾、尖鋭弾、曳火榴弾、発煙弾、照明弾などなどとさまざまな砲弾があります。「甲」というのは装 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(9) 前装施条砲 ナポレオン砲といわれた4斤野・山砲
▼フランスの技術供与と製鉄所
1866年に、ときのフランス皇帝だったナポレオン3世から幕府に12門の野砲が届きました。同時にフランス軍人もやってきます。ではいったい、開国の元となったアメリカ、海軍力の強大さを誇ったイギリス ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(5) 砲兵がエリートになる
砲兵将校ナポレオン、フランスとわが陸軍の関わりなどが記されています