陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(25)日清戦争・砲兵の戦い(1)
□はじめに
今年はとにかく猛暑です。しかも台風の影響、線状降水帯といった自然災害がありました。各地で大雨を降らせ、あるいはゲリラ雷雨といわれるような豪雨があります。それなのに、わたしの知る限り新潟県は水不足のようでした。 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(24)7珊野・山砲、クルップとの対決(1)
□はじめに
日清戦争が7珊野山砲のデヴューになりました。1894(明治27)年5月、朝鮮に東学党の乱が起きます。これによって日清両国の戦争が勃発します。
わが国の準備状況と清国の体制を比べてみましょう。まず ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(9) 前装施条砲 ナポレオン砲といわれた4斤野・山砲
▼フランスの技術供与と製鉄所
1866年に、ときのフランス皇帝だったナポレオン3世から幕府に12門の野砲が届きました。同時にフランス軍人もやってきます。ではいったい、開国の元となったアメリカ、海軍力の強大さを誇ったイギリス ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(5) 砲兵がエリートになる
砲兵将校ナポレオン、フランスとわが陸軍の関わりなどが記されています
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(4) 大きく発達した野戦砲
グリヴォーバル中将率いる技術者たちは、車輪付きの砲架や照準装置を開発し、新しい砲弾を開発し、ナポレオン軍において砲兵という兵科がはじめて誕生した。砲兵部隊は機動力に優れていた。
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(3) ナポレオンの軍隊
ナポレオンはフランス軍の弱点を克服するため、散兵戦闘や遊撃兵中隊を取り入れ、煙幕を利用した戦闘を展開し、また大砲の規格化による技術革新を実現しました。これらの戦術と技術革新が、ナポレオンの軍隊の強さを生み出しました。ジョミニの著書も引 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(2)幕末日本の砲
砲兵の歴史と現代技術、火砲の閉鎖機構について触れられており、ナポレオンの野砲による戦場制圧力の向上や、高野長英による日本への野砲紹介についても触れられています。
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(1) 連載の始まりにあたって──火砲の基礎知識 荒木肇
ロシアのウクライナ侵攻では、ミサイルでなく、砲身砲と戦車の重要性が再認識されました。
・火力が勝利を決める
・野戦砲や戦車の役割は重要である
ということは、専門家からずっと言われてきましたが、耳を傾ける ...