陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(26)

▼旅順口の攻略

 1894(明治27)年11月13日、混成第2旅団は金州城に到着します。大山第2軍司令官は旅順口付近の敵状をつかもうと思います。内地にいる第2師団の戦場到着を必要とするかどうかを決めるためです。混成第2旅団 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(25)

□はじめに

 今年はとにかく猛暑です。しかも台風の影響、線状降水帯といった自然災害がありました。各地で大雨を降らせ、あるいはゲリラ雷雨といわれるような豪雨があります。それなのに、わたしの知る限り新潟県は水不足のようでした。 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(24)

□はじめに

 日清戦争が7珊野山砲のデヴューになりました。1894(明治27)年5月、朝鮮に東学党の乱が起きます。これによって日清両国の戦争が勃発します。

 わが国の準備状況と清国の体制を比べてみましょう。まず ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(21)

□はじめに

 「そこから旅順港は見えるか?」、「見えまあす!」という映画の中の名場面がありました。有名な203高地が占領された後、第3軍司令部と前線の双眼鏡を構えた将校の会話です。

 旅順攻囲戦についてはあまり ...