陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(51)

▼大正時代の野戦重砲

陸軍の15糎榴弾砲は、日露戦争後に到着したクルップ社に発注した38式15榴から歴史が始まります。いわゆる「サンパチ式火砲群」の一つです。しかし、いくつかの設計上の失敗があり、陸軍は大正時代に4年式15 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(48)

▼射程か機動力か?

 自動車産業が発展を続けた第1次世界大戦後のことです。わが国でもささやかながら火砲の牽引にも内燃機関を使った牽引用の車輌を開発しようとします。理由はまず、6頭だての輓馬牽引では前車(弾薬車)も含んだ砲車 ...