陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(16)

□はじめに

 明治15(1882)年、「日露戦争の軍事史的研究」で高名な大江志乃夫氏は、日本陸軍は外征型(国外に出征する、できる)に変わったと主張しています。それが今でも定説になっているようですが、この「外征型」という言葉 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(13)東京湾防衛の要塞(1)

幕末の日本はアヘン戦争の情報により大砲の開発を禁止され、防備も不十分で黒船に直面。幕府が鉄製のソリッド弾を持たず、航洋能力を持つ鉄甲艦は1859年に登場した。

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(9)前装施条砲 ナポレオン砲といわれた4斤野・山砲.

▼フランスの技術供与と製鉄所

1866年に、ときのフランス皇帝だったナポレオン3世から幕府に12門の野砲が届きました。同時にフランス軍人もやってきます。ではいったい、開国の元となったアメリカ、海軍力の強大さを誇ったイギリス ...