陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(66)自衛隊砲兵史(12) 107ミリ重迫撃砲(2)
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荒木 肇
□ご挨拶
暑い日々が続きます。先週の火曜日は、わたしも所属する(公益社団法人)自衛隊家族会の総会と、その後の理事会、意見交換会が市ヶ谷で開かれました。
その冒頭のご挨拶で、吉 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(50)91式10糎榴弾砲
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▼世界大戦後の火力優先
幕末、明治維新から陸軍建軍期、砲兵は「フランス砲兵」とからかわれました。そうしてまた第1次世界大戦後には、「第2次フランス砲兵」といわれたようです。
世界大戦後、フランス陸軍は野砲の ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(49)機械化兵団解散
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▼機械化兵団の初陣
1937(昭和12)年7月7日、盧溝橋で日中両軍が衝突します。11日には関東軍に、独立混成第1旅団主力ほかの部隊を北支那駐屯軍に増援するように参謀本部から指示が下りました。旅団は酒井鎬次少将(8月2日 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(47)世界大戦後の火砲の進歩
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□はじめに
火砲はより大型化します。射程の増大をねらったのです。大型化と同時に自動車牽引も考えられますが、10センチ榴弾砲以下の師団野砲では輓馬牽引が依然として主流でした。その重量は前車(弾薬車)も含んで最大2トンという ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(46)世界大戦後の反省
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□総力戦研究の時代
世界大戦(当時は次の戦争も予想できませんでした、だから第1次とか第2次という言い方はありませんでした)が軍事世界に及ぼした影響は大きなものでした。
日本陸軍は、あまりに大規模な戦争、新兵器 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(45) 第1次世界大戦の教訓
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▼世界大戦を体験しなかったからという誤解
これはよく言われることです。日本陸軍は第1次世界大戦をきちんと学ばなかったから、陸軍は新しい考えを取り入れなかった。たとえば、大正初めから装備化が進んだ38式歩兵銃の全長は短くな ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(44)1918年、ドイツ軍の暗黒
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□地震被害にお見舞いを申し上げます。
今もなお被災されて避難生活をされている方々にお見舞いを申し上げます。また、支援をされている自衛隊員、消防、警察、自治体の皆さまに感謝です。知人の連絡なども入っていますが、想像を超える ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(43)1918年、ドイツ軍春季攻勢
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□年頭のご挨拶
明けましておめでとうございます。同時に能登半島の地震、津波などに被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。また、亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、いまだに行方の不明な方々の一刻も早い救助を自衛隊、消防、 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(40)ドイツ・スパイとフランスの反戦議員
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□はじめに
いま、自衛隊に対する執拗な国民からの信用を失墜させる議論がされています。セクハラ、パワハラ、事故、事件、なんでもかんでも自衛隊が信頼に値しないという論調がはびこっているように思います。じっさいのところ、起きた ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(39)重砲の威力と戦車の登場
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□はじめに
第1次世界大戦と問われて、どのようなイメージを持たれているでしょうか。第2次世界大戦ならすぐに、原子爆弾、特別攻撃隊、真珠湾攻撃、ミッドウェイ、フィリッピンの戦い、硫黄島、沖縄などという太平洋方面、あるいは中 ...