空挺団物語(14)パレンバン(5)──想定外の強行着陸
□ご挨拶
ようやく気温が30℃に及ばない日が来ました。ほんの少し秋らしくなりました。今日の話題は、田中賢一氏の著作にある「もう1機の強行着陸」を氏の文章をリライトしてみました。実戦ではこうした隠れた事実があるものだと思い ...
空挺団物語(13)パレンバン(4)──事務所を確保する
▼飛行場の西側に降下した第2中隊
第2中隊の任務は、飛行場西側に降下し、飛行場事務所に向かって攻撃すべしという任務を付与された。兵力は1個小隊を聯隊長直轄として差し出したため、中隊長の直接指揮下にあるのは2個小隊と機関銃 ...
空挺団物語(10)パレンバン(1)─見よ落下傘空を征く
□ご挨拶
記録的な猛暑、線状降水帯、台風による被害が続いています。皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。わたしは朝から夜の夜中までエアコンを作動させて、なんとかしのいでいます。今のところ、ほとんど雨も降らず、気温が下がる様 ...
空挺団物語(8)要員の募集と訓練
▼練習員募集
1941(昭和16)年1月には全国の部隊に要員募集の通達が回ったという。ただし、外地にある部隊には末端まで届いていなかった。防諜上の配慮もあり、文書には「機動部隊要員募集」となっていて、別途に「これは落下傘 ...
空挺団物語(5) 本格的輸送機の開発
□ご挨拶
参院議員選挙が終わりました。大方の予想通り自民党が大敗、国民民主と参政党が大きく力を伸ばしました。予想されていたこととはいえ、今後の政局の混迷を考えると頭が痛くなります。アメリカからは経済的な圧迫を受け、中国から ...
空挺団物語(4)輸送機をどうするか?
□陸軍輸送機の抱えた問題
航空優先のかけ声が大きかった。ところが、地上絶対という言葉もあった。どんどん拡充しろ、航空は大切だと誰もがいう。ところが、実際の予算の配分や、開発についての経費などの交渉では航空部門が最優先とい ...
空挺団物語(2)ソ連赤軍とドイツ
□ご挨拶
西日本の各地では梅雨明け宣言が出されたとか。いつもより3週間も早いとのことで、東日本でも梅雨前線は遠く太平洋上にあるようです。これが戻ってくると、少しは雨があるそうですが大気が不安定になるくらいで、連日の雨模様 ...
空挺団物語(1) 挺進部隊の始まり
□挺進作戦の起こり
「挺」は訓では「ヌく」とある。引き抜く、抜き出るといい、ヌキンでるとも読む。群れからぬき出るという意味もあり、「挺進」は人より先に抜け駆けして進むことに使われた。
戦前陸軍で、初めて文書 ...