陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(115)

□ご挨拶

 いよいよわたしの暮らす関東地方も入梅になりましょうか。先日も機会をいただき、自衛隊砲兵の実弾射撃の景況を見せていただきました。装輪の19WHSP、装軌の99HSP、また従来のFH70による155ミリ砲弾の炸裂、 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(110)

□『自衛隊砲兵』発刊のご挨拶

 ゴールデン・ウィークが始まりました。天候も安定し、長い連休に各地の行楽地も賑わうことでしょう。また、それを支えるお仕事に励まれる方も多いわけで、活気が溢れるニュースを見聞きすることも楽しみで ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(103)

 木元将補の『道北戦争1979』はいよいよ大詰めを迎えます。両軍は戦車と火砲によって打撃力を競うことになります。ここで第2次大戦後の戦車の歴史をふり返ってみるのも一興でしょう。ちなみにこの時の新鋭戦車74式が、昨年、すべての部隊から姿 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(69)

□ソ連崩壊後に登場した装備の数々

 話があちこち飛んで恐縮ですが、今日は陸自の自走榴弾砲について語っておきましょう。それは、先日耳にしたのですが、ある駐屯地の記念日で「戦車だ。戦車だ」という声が観客からあがったといいます。 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(68)

□胸ポケットの地図

 大事な友人がいます。もう付き合いも25年にもなります。ある連隊のベテラン幹部でした。初めて知り合った頃、彼が若い陸曹で北海道にいたことを聞きました。

「僕らね、戦闘服のポケットに、いつも地 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(54)

□はじめに

 陸自の西方への備えは着々と進んでいます。第7地対艦ミサイル連隊が編成完結を迎えました。装備する12式地対艦ミサイルは、1991(平成3)年から保有された88式地対艦ミサイルの後継です。射程は「百数十キロメート ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(48)

▼射程か機動力か?

 自動車産業が発展を続けた第1次世界大戦後のことです。わが国でもささやかながら火砲の牽引にも内燃機関を使った牽引用の車輌を開発しようとします。理由はまず、6頭だての輓馬牽引では前車(弾薬車)も含んだ砲車 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(47)

□はじめに

 火砲はより大型化します。射程の増大をねらったのです。大型化と同時に自動車牽引も考えられますが、10センチ榴弾砲以下の師団野砲では輓馬牽引が依然として主流でした。その重量は前車(弾薬車)も含んで最大2トンという ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(46)

□総力戦研究の時代

 世界大戦(当時は次の戦争も予想できませんでした、だから第1次とか第2次という言い方はありませんでした)が軍事世界に及ぼした影響は大きなものでした。

日本陸軍は、あまりに大規模な戦争、新兵器 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(45)

▼世界大戦を体験しなかったからという誤解

 これはよく言われることです。日本陸軍は第1次世界大戦をきちんと学ばなかったから、陸軍は新しい考えを取り入れなかった。たとえば、大正初めから装備化が進んだ38式歩兵銃の全長は短くな ...