陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(114)

□はじめに

 「師団は師団である、その編制はどこで切ろうが金太郎飴のように同じである」というのが、それまでの部隊編成の考え方でした。それは帝国陸軍以来の平時の師団の在り方だったのです。陸上自衛隊は、甲(4個普通科連隊基幹) ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(109)

□戦車は北転する

 今回は冷戦のさなかでの戦車隊のお話と第7師団の機甲師団化についてのお話を紹介します。参考にしたのは、『日本の機甲100年』(2019年、防衛ホーム新聞社)です。

 北転、「ほくてん」とは北方 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(100)

□ご挨拶

 「陸軍砲兵史―自衛隊砲兵まで」の連載も100回目になりました。今回も木元元将補の『道北戦争1979』を元にお話を進めさせていただきます。

 どうやらトランプ大統領の就任で大きくウクライナの情勢も変わ ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(99)

今週も木元寛明元将補の著作『道北戦争1979』をもとに話を進めます。

▼シビリアンコントロール

 これまで公表を避けてきた政府でしたが、14日夜から報道が始まり、とうとう官房長官が記者会見を開くことになりました ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(88)

□ご挨拶

 いよいよ立冬も過ぎて、冬が近づいてきました。それにしても気温の乱高下があって、それへの適応に体力を使わされる日が多い気がします。

 先日は所用あって奈良を訪れさせていただきました。平城宮の朱雀門や大 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(85)

□総選挙終わる

 ただいま月曜日の朝です。ほぼ結果が出ました。まったく予想通りと言うべきか、自由民主党は大幅に議席を減らし、公明党も驚きの結果です。野田元首相が率いる立憲民主党が大躍進、国民民主党も4倍の増加となりました。 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(82)

□総選挙が決まる

 ほうら始まった・・・まあ、わたしは特に石破さん嫌いではありません。一度、会合で話をしたこともあり、そのときの対応は礼儀正しく、腰も低く、決して尊大な姿勢を見せるような人ではありませんでした。

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(81)

□自民党総裁選終わる

 これからの数年のわが国の動きを決めることになるであろう自民党の総裁選が終わりました。いろいろなお考えがあると思いますが、もともと政治については素人のわたしも自分の思いを語らせていただきます。 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(79)

□本格的仮想戦記の描く当時の日本

 木元寛明元陸将補はこの11日間の、つまり1979(昭和54)年7月4日のソ連軍着上陸から始まり、同15日午前零時に終わる「戦争」について書かれました。その動機は前年の5月から8月に週刊誌 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(77)

□ご挨拶

 皆さま、どうお過ごしでしょうか。大型台風と線状降水帯、また各地で被害、亡くなられた、けがをされた方々の報道があります。たいへん悲しいことです。また、今年初めの能登半島地震の復旧も遅れ、陸上自衛隊による生活支援( ...