陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(115)

□ご挨拶

 いよいよわたしの暮らす関東地方も入梅になりましょうか。先日も機会をいただき、自衛隊砲兵の実弾射撃の景況を見せていただきました。装輪の19WHSP、装軌の99HSP、また従来のFH70による155ミリ砲弾の炸裂、 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(110)

□『自衛隊砲兵』発刊のご挨拶

 ゴールデン・ウィークが始まりました。天候も安定し、長い連休に各地の行楽地も賑わうことでしょう。また、それを支えるお仕事に励まれる方も多いわけで、活気が溢れるニュースを見聞きすることも楽しみで ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(107)

□春が来ました

 全国各地から桜の開花宣言が聞こえてきます。桜を見ると、なぜか心が浮き浮きとするのは私だけではないと思います。ライトアップされた夜桜には、どこか妖艶な趣があるというのは友人の1人です。

 上ばか ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(105)

 いよいよ分断作戦が始まります。今回も木元将補の『道北戦争1979』を元にして語らせていただきます。

▼7月17日

 宗谷丘陵は道北地域を東西に分ける分水嶺です。中央部には幌尻山(標高427メートル)、モイマ山 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(103)

 木元将補の『道北戦争1979』はいよいよ大詰めを迎えます。両軍は戦車と火砲によって打撃力を競うことになります。ここで第2次大戦後の戦車の歴史をふり返ってみるのも一興でしょう。ちなみにこの時の新鋭戦車74式が、昨年、すべての部隊から姿 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(93)

□戦車の射撃

 いよいよ仮想戦記の最大の見せ場である戦車隊の突入です。どのように企画された装備が、どのようにして戦場で生かされるのか、まさに開発者も、製造者も、用兵者もその存在そのものをかけた戦い、しかも貴重な人命を預けた ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(82)

□総選挙が決まる

 ほうら始まった・・・まあ、わたしは特に石破さん嫌いではありません。一度、会合で話をしたこともあり、そのときの対応は礼儀正しく、腰も低く、決して尊大な姿勢を見せるような人ではありませんでした。

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(72)

□ご挨拶

東北の方々のご災厄に心からお見舞い申し上げます。新幹線も復旧、運転再開までかなりの日数がかかるようです。道路も、橋も、インフラの損壊が大きいようで、この夏のお暮らしを思うと、心が痛みます。どうか御身大切に。

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(69)

□ソ連崩壊後に登場した装備の数々

 話があちこち飛んで恐縮ですが、今日は陸自の自走榴弾砲について語っておきましょう。それは、先日耳にしたのですが、ある駐屯地の記念日で「戦車だ。戦車だ」という声が観客からあがったといいます。 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(68)

□胸ポケットの地図

 大事な友人がいます。もう付き合いも25年にもなります。ある連隊のベテラン幹部でした。初めて知り合った頃、彼が若い陸曹で北海道にいたことを聞きました。

「僕らね、戦闘服のポケットに、いつも地 ...