陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(48)

▼射程か機動力か?

 自動車産業が発展を続けた第1次世界大戦後のことです。わが国でもささやかながら火砲の牽引にも内燃機関を使った牽引用の車輌を開発しようとします。理由はまず、6頭だての輓馬牽引では前車(弾薬車)も含んだ砲車 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(3)ナポレオンの軍隊

ナポレオンはフランス軍の弱点を克服するため、散兵戦闘や遊撃兵中隊を取り入れ、煙幕を利用した戦闘を展開し、また大砲の規格化による技術革新を実現しました。これらの戦術と技術革新が、ナポレオンの軍隊の強さを生み出しました。ジョミニの著書も引 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(1) 連載の始まりにあたって──火砲の基礎知識 荒木 肇

ロシアのウクライナ侵攻では、ミサイルでなく、砲身砲と戦車の重要性が再認識されました。

・火力が勝利を決める
・野戦砲や戦車の役割は重要である

ということは、専門家からずっと言われてきましたが、耳を傾ける ...