陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(40)

□はじめに

 いま、自衛隊に対する執拗な国民からの信用を失墜させる議論がされています。セクハラ、パワハラ、事故、事件、なんでもかんでも自衛隊が信頼に値しないという論調がはびこっているように思います。じっさいのところ、起きた ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(13)東京湾防衛の要塞(1)

幕末の日本はアヘン戦争の情報により大砲の開発を禁止され、防備も不十分で黒船に直面。幕府が鉄製のソリッド弾を持たず、航洋能力を持つ鉄甲艦は1859年に登場した。

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(10) フランス、ドイツ混成時代

▼明治初めの建軍時代

 近代的な陸海軍をつくらねばならない。そのためには装備だ、人だとなるのはいまも少しも変わりません。1868(明治元)年8月には京都に兵学校(所)が開かれました。翌年9月から11月には大坂城内に移転しま ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(9)前装施条砲 ナポレオン砲といわれた4斤野・山砲.

▼フランスの技術供与と製鉄所

1866年に、ときのフランス皇帝だったナポレオン3世から幕府に12門の野砲が届きました。同時にフランス軍人もやってきます。ではいったい、開国の元となったアメリカ、海軍力の強大さを誇ったイギリス ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(3)ナポレオンの軍隊

ナポレオンはフランス軍の弱点を克服するため、散兵戦闘や遊撃兵中隊を取り入れ、煙幕を利用した戦闘を展開し、また大砲の規格化による技術革新を実現しました。これらの戦術と技術革新が、ナポレオンの軍隊の強さを生み出しました。ジョミニの著書も引 ...