陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(103)

 木元将補の『道北戦争1979』はいよいよ大詰めを迎えます。両軍は戦車と火砲によって打撃力を競うことになります。ここで第2次大戦後の戦車の歴史をふり返ってみるのも一興でしょう。ちなみにこの時の新鋭戦車74式が、昨年、すべての部隊から姿 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(99)

今週も木元寛明元将補の著作『道北戦争1979』をもとに話を進めます。

▼シビリアンコントロール

 これまで公表を避けてきた政府でしたが、14日夜から報道が始まり、とうとう官房長官が記者会見を開くことになりました ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(78)

□ご挨拶

 報道統制と無関心。そんなことを思います。先日は中国空軍、海軍の領空・領海侵犯があり、尖閣には依然として中国公船による領海への侵入行動があります。しかし、それらを報じる、それらへの対応を追求する報道はありません。 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(73)

□当時「有事法制」は検討中

いよいよ木元陸将補のご著書『道北戦争1979』では、ソ連軍の航空優勢の中で稚内への着上陸侵攻が始まります。ここで興味深いのが、当時の「有事法制」です。木元氏は当時、防衛庁では3つの分類に従って、 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(60)

▼「昔は駄目だった」への反発

1962(昭和37)年といえば、東京オリンピックの開催、東海道新幹線の建設などが軌道に乗っていた頃です。社会の様子もすっかり現在の様子の原型ができあがってきました。

前年には私立大 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(58)

▼「防衛2法」国会で成立

防衛庁が発足します。1954(昭和29)年6月、防衛庁設置法と自衛隊法、いわゆる「防衛2法」が国会で可決成立しました。7月1日には防衛庁と陸・海・空の3自衛隊の新体制がスタートします。