陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(84)

荒木 肇

□いよいよ総選挙

 とうとう1週間後になりました。自民党も必死でしょう。ある見方によると、議席をずいぶん減らしそうです。内閣の支持率も減ってきているし、石破さんも日夜、不安な思いにかられておられるでし ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(82)

□総選挙が決まる

 ほうら始まった・・・まあ、わたしは特に石破さん嫌いではありません。一度、会合で話をしたこともあり、そのときの対応は礼儀正しく、腰も低く、決して尊大な姿勢を見せるような人ではありませんでした。

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(74)

□はじめに

お盆休みをいかがお過ごしでしょうか。とにかく暑い、その中でわたしは航空自衛隊熊谷基地にお邪魔しました。帝国陸軍の飛行学校があったところです。籠原(かごはら)の駅を降りると、ほんとうに平らな地形が広がっていました ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(70)

□ご挨拶

 またまた線状降水帯が生まれそうだとか。天気ニュースを読んでいます。九州や山口県の皆さま、十分にお気をつけください。知人の元自衛官が多く県市町村の防災担当部署にいます。その話を聞くにつけ、各自治体のご努力がよく伝 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(67)

□ご挨拶

いよいよ梅雨入りです。それにしても例年から比べると10日も、あるいは2週間も遅くなっているとか。線状降水帯の警報もあり何かと心配になります。

 陸自発足時には特科(砲兵)部隊に迫撃砲も供与されました。 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(66)

荒木 肇

□ご挨拶

 暑い日々が続きます。先週の火曜日は、わたしも所属する(公益社団法人)自衛隊家族会の総会と、その後の理事会、意見交換会が市ヶ谷で開かれました。
 

その冒頭のご挨拶で、吉 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(64)

▼迫撃砲にライフリングがないのは?

 迫撃砲(MOTOR)というのは、高い弾道で撃ち出して近距離までも射撃できる火砲です。もともとは日露戦争でも使われました。最も進歩したのは第1次世界大戦でした。加農は直射弾道で、榴弾砲は ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(58)

▼「防衛2法」国会で成立

防衛庁が発足します。1954(昭和29)年6月、防衛庁設置法と自衛隊法、いわゆる「防衛2法」が国会で可決成立しました。7月1日には防衛庁と陸・海・空の3自衛隊の新体制がスタートします。

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(57)

▼講和条約と保安隊

 1951(昭和26)年9月、サンフランシスコ講和条約が締結されました。同時に、日米安全保障条約が結ばれ、その発効は翌52年4月になります。それに合わせて8月には海上警備隊と統合されて警察予備隊は保安隊 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(45)

▼世界大戦を体験しなかったからという誤解

 これはよく言われることです。日本陸軍は第1次世界大戦をきちんと学ばなかったから、陸軍は新しい考えを取り入れなかった。たとえば、大正初めから装備化が進んだ38式歩兵銃の全長は短くな ...