陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(38)砲兵が全盛となった第1次世界大戦
▼陣地戦が始まる
第1次世界大戦での塹壕戦は有名です。互いに迂回して敵の側背部をつこうと陣地を次々と左右に伸ばしていきます。これを延翼競争といいました。また陣地は強化され、機関銃を中心にした火器掩体(かきえんたい)や、永 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(15)東京湾防衛の要塞(3)
□はじめに
1871(明治4)年のことでした。兵部大輔(ひょうぶたゆう)だった山縣有朋は兵部少輔川村純義と同西郷従道との連名で「軍備意見書」を出しました。
1)軍備は国内向けから外国向けに変える。2)徴兵制を ...