陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(73)自衛隊砲兵史(19) 着上陸侵攻する敵部隊を撃破せよ
□当時「有事法制」は検討中
いよいよ木元陸将補のご著書『道北戦争1979』では、ソ連軍の航空優勢の中で稚内への着上陸侵攻が始まります。ここで興味深いのが、当時の「有事法制」です。木元氏は当時、防衛庁では3つの分類に従って、 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(67)自衛隊砲兵史(13) 107ミリ重迫撃砲(3)
□ご挨拶
いよいよ梅雨入りです。それにしても例年から比べると10日も、あるいは2週間も遅くなっているとか。線状降水帯の警報もあり何かと心配になります。
陸自発足時には特科(砲兵)部隊に迫撃砲も供与されました。 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(32)日露戦争の総決算(2)
□はじめに
KYさま、いつもご愛読ありがとうございます。今回も素晴らしいご指摘に感服しました。「庶民の悲劇」に寄り添うのが戦後歴史学界の常識でした。「民衆はいつも被害者だった」、「地位の高い人間はいつも得をしていた」、そ ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(4) 大きく発達した野戦砲
グリヴォーバル中将率いる技術者たちは、車輪付きの砲架や照準装置を開発し、新しい砲弾を開発し、ナポレオン軍において砲兵という兵科がはじめて誕生した。砲兵部隊は機動力に優れていた。