陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(116)

□ご挨拶

 先週に引き続き、アマゾンでも店頭でも『自衛隊砲兵』の人気が続き、たいへん嬉しく思っています。多くのOB、現役の隊員の皆さんからも「真の姿を描いてくれた」「一般の方にも特科とは砲兵のことだという理解が進んだ」「自 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(109)

□戦車は北転する

 今回は冷戦のさなかでの戦車隊のお話と第7師団の機甲師団化についてのお話を紹介します。参考にしたのは、『日本の機甲100年』(2019年、防衛ホーム新聞社)です。

 北転、「ほくてん」とは北方 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(70)

□ご挨拶

 またまた線状降水帯が生まれそうだとか。天気ニュースを読んでいます。九州や山口県の皆さま、十分にお気をつけください。知人の元自衛官が多く県市町村の防災担当部署にいます。その話を聞くにつけ、各自治体のご努力がよく伝 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(69)

□ソ連崩壊後に登場した装備の数々

 話があちこち飛んで恐縮ですが、今日は陸自の自走榴弾砲について語っておきましょう。それは、先日耳にしたのですが、ある駐屯地の記念日で「戦車だ。戦車だ」という声が観客からあがったといいます。 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(68)

□胸ポケットの地図

 大事な友人がいます。もう付き合いも25年にもなります。ある連隊のベテラン幹部でした。初めて知り合った頃、彼が若い陸曹で北海道にいたことを聞きました。

「僕らね、戦闘服のポケットに、いつも地 ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(59)

▼管区隊と混成団

陸上自衛隊の発足に合わせて北海道に第5管区隊(総監部・帯広)と第6管区隊(総監部・福島県福島から宮城県多賀城、続いて山形県神町に移転)が生まれます。北海道の北部方面隊は第2、第5の2個管区隊となり、東北6 ...