陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(74)

□はじめに

お盆休みをいかがお過ごしでしょうか。とにかく暑い、その中でわたしは航空自衛隊熊谷基地にお邪魔しました。帝国陸軍の飛行学校があったところです。籠原(かごはら)の駅を降りると、ほんとうに平らな地形が広がっていました ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(65)

▼知られていない「軍事の常識」

 陸上自衛隊砲兵は、ただいま大きな改革の中にあります。砲身砲は削減され、部隊は次々と改編されているところです。203ミリ自走砲やMLRS(多連装ロケットシステム)は廃止され、地対艦ミサイルが ...

陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで

陸軍砲兵史(62)

▼対ソ連戦への備え

 米ソ冷戦が先鋭化した1980年代後半でした。ソ連のアンドロポフ書記長、米国のレーガン大統領はことあるごとに互いを非難し合いました。一方、日米両国は「ロン・ヤス」関係といわれるような一体化、緊密化の時代 ...