陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(47)世界大戦後の火砲の進歩
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□はじめに
火砲はより大型化します。射程の増大をねらったのです。大型化と同時に自動車牽引も考えられますが、10センチ榴弾砲以下の師団野砲では輓馬牽引が依然として主流でした。その重量は前車(弾薬車)も含んで最大2トンという ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(39)重砲の威力と戦車の登場
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□はじめに
第1次世界大戦と問われて、どのようなイメージを持たれているでしょうか。第2次世界大戦ならすぐに、原子爆弾、特別攻撃隊、真珠湾攻撃、ミッドウェイ、フィリッピンの戦い、硫黄島、沖縄などという太平洋方面、あるいは中 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(37) 第1次大戦で砲兵が学んだこと
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□はじめに
一気に冬がやってきました。ついこの間まで半袖にすれば良かったなどと思っていたのに。もう朝晩の冷え込みや木枯らしに厚着をしています。コロナよりも例年通り、インフルエンザが流行るとのこと。老人には危険がいっぱいで ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(25)日清戦争・砲兵の戦い(1)
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□はじめに
今年はとにかく猛暑です。しかも台風の影響、線状降水帯といった自然災害がありました。各地で大雨を降らせ、あるいはゲリラ雷雨といわれるような豪雨があります。それなのに、わたしの知る限り新潟県は水不足のようでした。 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(24)7珊野・山砲、クルップとの対決(1)
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□はじめに
日清戦争が7珊野山砲のデヴューになりました。1894(明治27)年5月、朝鮮に東学党の乱が起きます。これによって日清両国の戦争が勃発します。
わが国の準備状況と清国の体制を比べてみましょう。まず ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(23)青銅7珊野・山砲
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□はじめに
少し、時代がさかのぼります。今度は野砲と山砲の歴史です。
列国陸軍が19世紀に戦場に持ち出した主要な火砲とは野砲と山砲です。野砲は2輪の砲架に載せて主に馬に牽かせました。道路ばかりか草地なども走 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(21) 28珊榴弾砲の効果
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□はじめに
「そこから旅順港は見えるか?」、「見えまあす!」という映画の中の名場面がありました。有名な203高地が占領された後、第3軍司令部と前線の双眼鏡を構えた将校の会話です。
旅順攻囲戦についてはあまり ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(20) 28珊榴弾砲の実像
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□はじめに
28珊榴弾砲といえば、わが国で最も多く生産された要塞砲です。その雄姿はいまも画像に残り、あるいは戦争映画でも見ることができます。弾丸重量は217キログラムもあり、砲床の上で回転し、360度の射界を誇りました。 ...
陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(19) 加農か榴弾砲か
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□はじめに
猛暑の中、あるいは豪雨が続く中、みなさまいかがお過ごしでしょうか。3連休の初日、横須賀は薄曇りの空でした。軍艦三笠のすぐ隣のフェリー乗り場から自衛官OBの方々と猿島砲台に行ってまいりました。猿島は無人島で、い ...