脚気の惨害

荒木肇さんの最新刊

脚気と軍隊

森鴎外は無能な軍医だったのか?
日本軍の脚気問題は現代日本の縮図!
知られざる脚気問題の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
先人への感謝と日本現代史に熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。




サイト内検索は、こちらからどうぞ




お問い合わせは、こちらからどうぞ

↓↓↓↓

脚気の惨害記事一覧

日露戦争の将兵は何を食べていたか?−脚気の惨害(1)

「酔っぱらう日本兵」という誤報 旅順要塞を攻撃中の第3軍に従軍した英国人記者は驚いた。攻囲軍の兵卒が昼日中から千鳥足で歩いているのだ。よろめき、なかにはしゃがみ、腰を落として、がっくり首を落としてという様子で休む姿が目についた。膝に力が入っていない。まるで酔っ払いの行動そっくりだった。将校も下士も、...

≫続きを読む

 

陸海軍の対策─脚気の惨害(2)

海軍の食事改善の試み 脚気の原因は「タンパク質」の摂取量が少ないからだと海軍軍医だった高木兼寛(たかぎ・かねひろ)は考えた。そこで1882(明治15)年に、戸塚文海医務局長名で川村純義海軍卿(内閣制度の前は海軍省長官は卿だった)に食事の改善について上申書を出した。その内容のおおよそは、1)栄養の改良...

≫続きを読む

 

日清・日露の戦争の脚気の惨害と兵站─脚気の惨害(3)

日清戦争の慌ただしい動員 1894(明治27)年5月、朝鮮に農民による反乱(甲午農民戦争)が起きると、朝鮮政府は清国に救援を求めた。6月2日、わが国も条約に従い、また居留民保護の名目で出兵が裁可された。漢城(現ソウル)の公使館の警備には海軍陸戦隊があたっていた。大本営の設置もまた認められた。大本営の...

≫続きを読む

 

日露戦争の脚気惨害(1)─脚気の惨害(4)

日清戦後の角逐(かくちく) 台湾領収のための平定軍に脚気が大発生したことはすでに書いた。この時の総督府陸軍局軍医部長が森林太郎だった。1895(明治28)年9月、陸軍は森を更迭して第1軍軍医部長だった石阪惟寛(いしざか・いかん)軍医総監を送り込んだ。 石阪は軍医界の序列でいえば石黒に次ぐナンバー・ツ...

≫続きを読む

 

日露戦争の脚気惨害(2)─脚気の惨害(5)

一汁一菜の贅沢『軍隊はいい所(どこ)でがんした』。これは戦後すぐに、古着の行商をしながら東北地方の農山村を歩いた大牟羅良(おおむら・りょう)氏の聞き書きにある話である。『軍隊ず(という)所(どこ)ァいいもんでがんした。明るくなるまで寝せておいてくれで、暗ぐなれば、寝ろって寝せでくれだ』『洋服着せで革...

≫続きを読む

 

脚気の惨害(補遺)─脚気の惨害(6)

脚気は撲滅できたか? 海軍は日露戦争では脚気罹患者がわずか87名という数字を公表している。これに対して陸軍は海・陸の活動環境の違いなどをあげて患者数の多少を説明しようとした。ところが、旅順要塞戦に海軍部隊は参加していた。陸戦重砲隊を揚陸し、陸軍の攻撃を支援していたのだった。そのときの逸話である。 ...

≫続きを読む

 

 



著者略歴

荒木 肇(あらき・はじめ)
1951年東京生まれ。横浜国立大学教育学部卒業、同大学院修士課程修了。 専攻は日本近代教育史。日露戦後の社会と教育改革、大正期の学校教育と陸海軍教育、主に陸軍と学校、社会との関係の研究を行なう。横浜市の小学校で勤務するかたわら、横浜市情報処理教育センター研究員、同小学校理科研究会役員、同研修センター委嘱役員等を歴任。1993年退職。生涯学習研究センター常任理事、聖ヶ丘教育福祉専門学校講師(教育原理)などをつとめる。1999年4月から川崎市立学校に勤務。2000年から横浜市主任児童委員にも委嘱される。2001年には陸上幕僚長感謝状を受ける。 年間を通して、自衛隊部隊、機関、学校などで講演、講話を行なっている。

著書に『教育改革Q&A(共著)』(パテント社)、『静かに語れ歴史教育』『日本人はどのようにして軍隊をつくったのか─安全保障と技術の近代史』(出窓社)、『現代(いま)がわかる−学習版現代用語の基礎知識(共著)』(自由国民社)、『自衛隊という学校』『続自衛隊という学校』『子どもに嫌われる先生』『指揮官は語る』『自衛隊就職ガイド』『学校で教えない自衛隊』『学校で教えない日本陸軍と自衛隊』『あなたの習った日本史はもう古い!─昭和と平成の教科書読み比べ』『東日本大震災と自衛隊─自衛隊は、なぜ頑張れたか?』『脚気と軍隊』(並木書房)がある。


【防人の道NEXT】国民の理解が自衛隊を支える−荒木肇氏に聞く[桜H29/6/28]





サイト内検索は、こちらからどうぞ




 

↓メルマガ「軍事情報」へのご登録はこちらからどうぞ↓
メルマガ購読・解除
 



お問い合わせは、こちらからどうぞ

↓↓↓↓